秋は、食べ物がおいしい季節として知られています。
野菜も旬を迎えるものが多くあり、栄養がたっぷり含まれているんです。
秋野菜のパワーを取入れて、健康と美容に役立てましょう。
秋野菜の栄養素と効果についてご紹介します。
さつまいも
秋には、イモ類が旬を迎えます。
その中でもさつまいもは、芋ほりや焼き芋など、イベントを楽しみながら食べられる人気の野菜となっています。
旬のさつまいもは甘みがあり、スイーツにもぴったり。
さつまいもの魅力は、美味しいだけでなく食物繊維が豊富なところ。
食物繊維は、腸の蠕動運動を良くして、便秘を解消するのに役立ってくれます。
そのため、腸内環境を整えるのにも効果的。
カリウムも、豊富に含まれています。
カリウムには余分なナトリウムを排出する働きがあるため、細胞の浸透圧を整えるのに役立ってくれます。
さつまいもに含まれているビタミンCには、抗酸化作用、免疫力を高めてくれる作用などがあります。
レンコン
根野菜であるレンコンも、秋野菜を代表するものの一つ。
歯ごたえのあるレンコンは、味だけでなく食感を楽しむこともできます。
レンコンには、ビタミンC、食物繊維、カリウムが多く含まれています。
ポリフェノールも含まれているため、老化の原因となる活性酸素の働きを抑えてくれます。
そのため、アンチエイジングにも役立ってくれますよ。
レンコンを切るとネバネバとした成分が出てくるのですが、このネバネバの正体はムチン。
ムチンには、粘膜を保護してくれる働きがあります。
そのため胃壁を保護して、消化・吸収の機能を高めてくれますよ。
しめじ
秋の野菜と言えば、きのこ類。
秋のきのこ狩りも人気を集めています。
中でもしめじは、「香りマツタケ味しめじ」と言われることもあるくらい、美味しいきのことして有名です。
カロリーが低いため、ダイエットに活用されることも多くなっています。
しめじには、カルシウムの吸収を高めてくれるビタミンDが含まれています。
そのため、カルシウムを含む食材と一緒に摂るのがオススメです。
必須アミノ酸の一つである、リジンも含まれています。
リジンには、体の成長を助けたり、免疫力を高めたり、集中力を高めたりする働きが期待できると言われています。
食物繊維の一種である、βグルカンも含んでいます。
βグルカンには、腸内環境を整えるだけでなく、免疫力を高めてくれる効果も期待できます。
風邪などの予防にも役立ってくれますよ。