朝起きたら、首や肩が痛くて思うように動かせない…そんな経験のある人も多いのではないでしょうか?
寝違えてしまうと、数日間不便な思いをしてしまいます。
寝違えてしまったら、できるだけ早く治したものですね。
寝違えが起きてしまう原因と、対処法についてご紹介します。
寝違えってどんなもの?
寝違えとは、起床した時に首や肩などに痛みを感じるようになってしまうこと。
特に首や肩を動かした時に、痛みが強くなることが多いようです。
痛みがあるせいで、自由に体を動かせなくなってしまうこともあります。
症状にもよりますが、痛みは1~2週間程度で治まることが多いようです。
急性疼痛頸部拘縮とも呼ばれています。
寝違えが起きてしまう原因
寝違えが起きてしまう原因は、寝ている時の姿勢。
首に負担のかかる姿勢で長時間寝ていると、首周辺の筋肉や靭帯が炎症してしまい、痛みが起こってしまうんです。
体に負担を与える姿勢で寝ていても、普段であれば寝返りをうって姿勢を直したり、目が覚めたりします。
でも疲労していたり、睡眠不足だったり、アルコールを摂取していたりすると、そのまま眠り続けてしまいます。
そのため、長時間負担のかかる姿勢で寝てしまい、寝違えを起こしてしまうんです。
体の冷えも、寝違えを悪化させる原因となります。
寝違えてしまった時の対処法
寝違えてしまったら、できるだけ安静にすることが大切です。
痛みがある部分を無理に動かしたりすると、炎症が酷くなってしまいます。
アイスパックなどをタオルやガーゼで包んで、痛みがある部分をクーリングするのもオススメです。
冷やすことで、炎症を抑えることができますよ。
市販の湿布や、炎症を抑えて痛みを緩和してくれる塗り薬を使用するのも効果的です。
寝違えは、1~2週間で治まると言われているので、日にち薬だと思って様子を見ましょう。
1~2週間たっても症状が治まらなかったり、何回も寝違えを繰り返したりしてしまう場合には、医療機関を受診するのをオススメします。
寝違えだと思っていたら、他の病気だったということもあるかもしれません。
寝違えを起こさないようにするためには、睡眠環境を整えることが大切です。
寝具や衣類は、体に合った物を選ぶようにしましょう。
特に、枕の高さや硬さには注意するようにしてください。
アルコールの摂取は控えめにして、疲労を溜めないように心掛けましょう。
寝違えを防いで、快適な毎日を過ごしてくださいね。
寝違えのまとめ
寝違えの原因には様々な物があることが分かりましたね。
- 枕やベッドが体に合わずに首の角度が不自然な状態で寝る事
- 内臓が疲れて背中と肩の筋が強ばり、寝返りをうてない事
- 慢性的な肩こり
- 慢性的炎症
- 脇下の神経が圧迫される事
また、寝違えの原因によって、対処方法が違う事も分かったと思います。
最後に、寝違えの対処を行っても、痛みが一向に治らない場合、思わぬ病気が隠されている可能性もあるんです。
そんな時には病院を受診する事をおすすめします。