体の老化は誰にも起こることで、老化を止めることはできません。
どうして体が老化してしまうのかご存知ですか?
体が老化してしまうのには、いろんな原因があるんです。
体が老化してしまう原因についてご紹介します。
体が酸化することで老化する
体が老化する大きな原因となっているのが、酸化。
体が錆びると表現されることもあります。
体を酸化させる原因となっているのが、活性酸素です。
活性酸素には、細菌やウイルスなどから体を守ってくれる働きがあります。
適量であれば体の役に立ってくれるものなのですが、増えすぎると正常な細胞にも悪影響を与えてしまい、細胞を錆びさせてしまうんです。
活性酸素は、紫外線、ストレス、アルコール、タバコ、激しい運動などの影響を受け、増えてしまうと言われています。
体の錆は、肌のシミやシワなどの老化現象となって現われてしまいます。
動脈硬化などの生活習慣病になりやすくなってしまうこともあります。
体が糖化することで老化する
糖化も、老化の原因の一つ。
体がこげると表現されることもあります。
糖化が起こる原因は、糖分の摂り過ぎ。
糖質は、体のエネルギーとなる栄養素の一つ。
適量を摂れば問題ありませんが、摂り過ぎてしまうと体内のタンパク質などとくっついてタンパク質を変質させ、体をこがしてしまうんです。
こげることで細胞が劣化し、いろんな老化現象が現われてしまいます。
肌のシミ、くすみなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
血管の老化や、組織の炎症が起こりやすくなってしまう恐れもあります。
ホルモンが減少することで老化する
体にはいろんなホルモンがあり、健康で美しい体を保つために役立ってくれています。
でも年齢とともにホルモンの分泌が減ることで、ホルモンのバランスが乱れ、老化現象が現われてしまいます。
若々しい体を保つのに欠かせないのが、若返りホルモンとも呼ばれているDHEA。
DHEAは、免疫力を高めたり、筋肉が落ちるのを防いだり、血管が劣化するのを防いだりしてくれるんです。
DHEAは、女性ホルモンをつくる元にもなっているホルモンです。
そのためDHEAが減ると、女性ホルモンの分泌が減って肌質を低下させてしてしまいます。
肌のターンオーバーが乱れたり、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなったりする原因ともなってしまいます。
若々しい体を保つには、体を老化させる原因となってしまう酸化、糖化、ホルモンバランスの減少を軽減させることが大切です。
生活習慣を見なおして、脱!酸化体質
抗酸化に有効なのは、食品だけではありません。普段の生活の、ちょっとしたことに気をつけるだけで、活性酸素が増えるのをふせぐことができます。
【紫外線をふせぐ】
紫外線に当たると、皮膚細胞でも活性酸素がつくられるため、シミやシワの原因となります。帽子をかぶったり、日傘をさしたりと、紫外線対策を心がけましょう。
【ストレスをためない】
どれだけ、抗酸化作用のある食品をとっていても、イライラしたりストレスをためやすい人はご注意を。ストレスを受けると一時的に血流が悪くなり、回復するときに活性酸素が発生します。
【運動は軽めに】
激しい運動は、呼吸量が増えるため活性酸素が生まれやすくなります。オススメは、ウォーキングなどの軽めの運動。抗酸化物質のはたらきを高めて、酸化を抑えてくれます。
【アルコールはほどほどに】
アルコールを飲むと、アルコールを分解するときに活性酸素が発生します。たくさん飲む人、アルコールに弱い人は注意しましょう。
【喫煙を控える】
喫煙すると、1日あたりで発生する量の約10万倍もの活性酸素を体内に生み出してしまうんだとか!さらに、抗酸化物質であるビタミンを破壊する成分も含まれているので、吸い過ぎには注意が必要です。
いかがでしたか?どれも日々の生活で簡単に取り入れることができそうですね。自分のためにも、家族のためにも、「抗酸化習慣」で元気な毎日を送りましょう!
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