寝つきが悪くなる原因と対処法
布団に入ったのに、いつまでたっても眠れない…そんな時はありませんか?
眠りたいのに眠れないのはつらいものです。
眠れない原因は、日中や寝る前の過ごし方に問題があるせいかもしれません。
寝つきが悪くなる原因と対処法についてご紹介します。
寝つきが悪くなる原因は?
寝つきが悪くなる原因には、いろんなものがあります。
スムーズに寝つくには、副交感神経の働きを優位にして、心身をリラックスした状態にしないといけません。
副交感神経でなく交感神経が優位になっていると、心身が活動的になってしまい、寝つくことができなくなってしまいます。
体に備わっている、体内時計の乱れも影響します。
体内時計は、眠りを左右する大切なもの。
朝目覚めて太陽の光を浴びることで、体内時計が日中の始まりを感知します。
それから15時間程すると、眠りを誘うメラトニンというホルモンの分泌が増えるようになっているんです。
この体内時計が乱れてしまうと、夜になってもメラトニンの分泌が増えなくなってしまいます。
そのせいで眠気を感じられなくなり、スムーズに寝つけなくなってしまいますよ。
寝つきを良くする日中の過ごし方
体内時計の働きを整えるためにも、朝起きたらできるだけ早く太陽の光を浴びるようにしましょう。
できるだけ毎日同じ時間に起床したり、就寝したりするようにしてください。
日中に活動して体を動かすことも効果的です。
きちんと3食とって、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
寝つきを良くする寝る前の過ごし方
寝る前には、心身をリラックスさせることが大切です。
そのためにも、ゆったりと過ごすようにしましょう。
室内のライトを少し暗めにすることで、メラトニンの分泌を促すことができます。
パソコンやスマホなどのブルーライトは、メラトニンの分泌を抑えてしまうため、寝る前には使用しないようにしてください。
心が穏やかになるような本を読んだり、ヒーリングミュージックなどを聴いたりするのもオススメです。
寝る前の過ごし方を習慣化すると、心身が眠りへの準備をしやすくなります。
布団の中での過ごし方も重要です。
布団の中で、いろいろと考え過ぎてしまうのはやめましょう。
特に、ストレスの内容について考えるのは厳禁です。
ストレスは、交感神経を優位にして心身を緊張させてしまいます。
できるだけ頭をからっぽにして、大きく深呼吸をしましょう。
布団の中は考える場所ではなく、寝る場所だと認識するようにしてください。
日中と寝る前の過ごし方を工夫することで、寝つきを良くすることができますよ。