食事をした後や翌日に起こってしまう、胃もたれ。
胃もたれがあると、1日元気を出すことができません。
胃もたれを起こさないように、楽しく食事をするにはどうすればいいのでしょうか?
胃もたれが起こってしまう原因と予防法についてご紹介します。
胃もたれってどんなもの?
胃もたれとは、胃に不快を感じてしまう疾患の一つ。
症状には、胃が重く感じたり、吐き気を感じたり、胃が膨らんでいるように見えたりというものがあります。
げっぷが出やすくなるのも特徴の一つです。
胃もたれは、なんらかの原因により食べた物がスムーズに十二指腸に流れず、胃の中に停滞してしまうことで起こります。
胃もたれが起こってしまう原因
胃もたれが起こってしまう原因の一つが、暴飲暴食。
食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまうと、胃の消化が追い付かず消化不良を起こしてしまいます。
特に、脂っこい物、辛い物、アルコール、炭酸入りの飲み物は要注意。
ストレスも、胃もたれを起こす原因となってしまいます。
ストレスがあると自律神経の働きが乱れてしまうため、胃から十二指腸へと食物を運ぶ蠕動運動が抑えられてしまいます。
そのせいで、胃から食べ物をうまく排出できなくなってしまうんです。
食べ物を十二指腸へ排出する力は、加齢や運動不足などによっても衰えてしまいますよ。
ピロリ菌などの胃腸疾患が、胃もたれを引き起こしてしまうこともあるようです。

出典:NIKKEI STYLE https://style.nikkei.com/article/DGXKZO06263390Z10C16A8TZQ001?channel=DF140920160921
胃もたれの予防法
胃もたれを防ぐためには、胃腸の消化を妨げないようにすることが効果的。
できるだけ消化の良いものを食べるようにしましょう。
食べ過ぎないよう、腹八分目を心がけることも大切です。
アルコールやタバコは胃もたれを起こす原因となってしまうため、控えるようにしてください。
アルコールを多く飲んだりたくさん食べたりする時には、消化を助けてくれるような市販薬を利用するのもオススメです。
消化に役立つ消化酵素を多く含んだ、サプリメントを利用する方法もあります。
消化酵素を多く含む食品には、野菜、果物、発酵食品などがありますよ。
胃もたれを起こさないようにするためには、ストレスを溜めないようにすることも大切です。
ストレスを発散して、自律神経の働きを乱さないようにしましょう。
生活習慣や食生活を見直しても胃もたれが改善しない場合には、医師に相談してみるのがオススメです。
疾患が、胃もたれの原因となっていることもあります。
胃もたれを防いで、食事を楽しんでくださいね。