日中の昼寝は、至福を感じられるものの一つ。
睡魔の誘惑に負けて、うとうとしてしまう人も多いのではないでしょうか?
質の高い睡眠を得ることは、健康な体を保つのに欠かせないものです。
昼寝が体に与える影響と、効率的に昼寝をする方法についてご紹介します。
昼間に眠くなってしまう原因は
昼間、特に昼食後に眠くなってしまう人が多いようです。
昼間に眠くなってしまう原因の一つが、日頃の睡眠の不足。
夜中にしっかり眠っていないと、そのつけが昼間に睡魔となって現われてしまいます。
しっかりと睡眠がとれているかどうかは、睡眠時間だけでは測れません。
睡眠の質も重要です。
特に、入眠してからの3時間にどれだけ熟睡できるかどうかが大切だと言われています。
昼食後に眠たくなってしまう原因には、血糖の変動があげられます。
食事をとると血糖が上昇し、上がった血糖値を下げるためにインシュリンが分泌されます。
この血糖値が下がる時に、眠気を感じやすいと言われています。
血糖値が急激に下がると、より眠気を感じるようになります。
人間の体には睡眠をコントロールする体内時計があるのですが、体内時計の影響で、午後の早めの時間に眠くなることが多いようです。
昼寝が体に与える効果
昼間に眠気を感じたら、思い切って昼寝をするのがオススメ。
昼寝は効率的にすることで、体にいい影響を与えてくれるんです。
程よい昼寝をすることで、眠気を解消することができます。
眠気がなくなると、集中力や元気が回復しますよ。
普段睡眠が不足している場合には、昼寝をすることで睡眠不足を解消することもできます。
最適な昼寝をすることで、認知症などの疾患にかかりにくくなる効果も期待できるようです。

出典:Gigazine https://gigazine.net/gsc_news/en/20090609_job_sleep_time
効率的に昼寝をする方法
昼寝をする時には、昼寝をする時間や時間帯が重要です。
昼寝をするなら12時~15時の間に行い、眠る時間を30分以内に収めるようにしましょう。
15時以降に昼寝をしたり、30分以上昼寝をしたりしてしまうと、体内時計が乱れてしまいます。
そのせいで、夜に寝つけなくなったり、眠りが浅くなったりしてしまうことがあります。
昼寝をする前に、カフェインの入っているコーヒーなどを飲むのもオススメです。
カフェインをとっておくことで、昼寝からスムーズに起きることができるようになります。
昼寝できない時には、昼寝の代わりに、目を閉じて10分程度ゆったりと過ごすのも効果的です。
昼寝を効率的にとると、一日をより快適に過ごせるようになりますよ。
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