肌にべたつきを感じる脂性肌。
脂性肌のせいで、化粧が崩れやすくなったり、皮膚トラブルを起こしやすくなったりすることもあります。
健やかな肌になるためには、脂性肌と上手に付き合っていくことが大切です。
脂性肌になってしまう原因と対処法についてご紹介します。
脂性肌ってどんな肌?
脂性肌とは、皮脂の分泌が過剰になっている肌のこと。
オイリー肌と呼ばれることもあります。
脂性肌は皮脂の分泌が過剰になっているせいで、肌がべたついてしまいます。
余分な皮脂があるせいで毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができてしまうこともあります。
肌の表面は皮脂でべたついているのに肌の内部は乾燥している、インナードライ肌の場合もありますよ。
脂性肌になってしまう原因
脂性肌になってしまう原因の一つが、ホルモンの影響。
ホルモンには、皮脂の分泌を促す働きをもっているものがあります。
そのためホルモンバランスが乱れてしまうと、皮脂が過剰に分泌されてしまうんです。
食生活も、皮脂の分泌に関係しています。
脂っこいものを多くとったり、偏った食事をとったりしていると、皮脂が多く分泌されてしまいます。
生活リズムの乱れ、睡眠不足、ストレスも、皮脂の分泌を過剰にしてしまいます。
日頃のスキンケアが肌に合っていないことも、原因となってしまいますよ。

ニキビや毛穴、黒ずみが気になるタイプは、10代からニキビ肌や脂性肌に悩まされているタイプが多いです。20代をすぎても大人ニキビなどの肌トラブルが目立つので、治りにくいように感じてしまいますが、実は大人になるにつれて治りやすい肌トラブルなので、安心して下さいね。
脂性肌の対処法
脂性肌を改善するためには、食生活と生活習慣を見直すことが大切です。
食事は、脂っこい物や甘いものばかりを食べないようにして、バランスのとれた食事にするようにしましょう。
ビタミンには皮脂の分泌を整えてくれる働きがあるため、ビタミンをしっかりととるようにしてください。
生活リズムを整え、規則正しい生活を送ることも効果的です。
睡眠時間をしっかりと確保する、適度な運動をする、ストレスを溜めないようにすることで、ホルモンバランスを整える手助けをすることができます。
肌に合ったスキンケアをするのも大切です。
肌がべたついているからといって、皮脂の落とし過ぎは逆効果。
皮脂が不足すると、肌を乾燥から守るため、皮脂の分泌が増えてしまうことがあります。
肌に必要な皮脂は落とさないように注意しましょう。
肌表面の皮脂が多くても肌の内部が乾燥していることがあるので、保湿はしっかりと行うようにしてください。
肌の状態に合った化粧水やクリームなどを選ぶようにしましょう。
脂性肌対策をきちんとして、より健康で美しい肌になってくださいね。