中年期になると悩みになってくるのが、体重のこと。
特に、年をとるごとに痩せにくくなる人が多いようです。
年をとると痩せにくくなってしまうのには、理由があるんです。
中年期のダイエットが難しい原因と、対処法についてご紹介します。
年をとると痩せにくくなってしまう原因
年をとると痩せにくくなってしまう原因の一つが、基礎代謝量の低下。
基礎代謝は生きていくうえで必要なエネルギーを消費してくれるものですが、加齢とともに減っていってしまいます。
そのせいで消費するエネルギーが減り、体に脂肪が蓄えられてしまうんです。
加齢によって、筋肉が低下してしまうことも影響しています。
筋肉は、基礎代謝量を増やすのに大切なもの。
筋肉が低下すると、基礎代謝も低下してしまいます。
女性は、女性ホルモンのバランスも関係しています。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンには、内臓に脂肪を蓄えにくくしてくれる働きがあるんです。
そのため加齢によってエストロゲンの分泌が減少することで、内臓脂肪の量が増えてしまう恐れがありますよ。
中年期のダイエットを成功させる方法
中年期のダイエットを成功させるためには、年齢に合ったダイエットをすることが大切です。
若い頃と同じようなダイエット法をしても、なかなか成果を出すことはできません。
基礎代謝量を増やすためにも、運動をして程よい筋肉を手に入れるようにしましょう。
運動は、体に負担が少なく手軽にできるウォーキングなどがオススメです。
食生活も、見直すようにしましょう。
ただ摂取カロリーを減らすだけではなく、筋肉をつくるのに必要なタンパク質。
女性ホルモンを整えるのに役立ってくれる、大豆製品などをきちんと摂るようにしましょう。
ダイエットに適した、サプリメントや健康食品などを利用するのもオススメです。
中年期のダイエットで心がけたいこと
年をとってからのダイエットには、時間がかかります。
短期間で痩せる目標を立てるのではなく、長期間で痩せるようにしましょう。
体重にもよりますが、1カ月に1キロ程度痩せるのがオススメです。
無理をすると体調を崩してしまうため、自分のペースで行うようにしましょう。
ダイエットをして脂肪がなくなることで、皮膚がたるんでしまうことがあります。
皮膚をたるませないためにも、ダイエットとともにスキンケアを行って、肌を引き締めるようにしてください。
年齢に負けないよう、ダイエットに励んで理想の体型になりましょう。
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