いい汗と悪い汗の違いは何?いい汗にする方法は?

投稿日:2018-10-29 更新日:

いい汗と悪い汗の違い

汗には、いい汗と悪い汗の2種類があるとご存知ですか?

 

健康や美容に役立つと言われているのは、いい汗の方。

 

生活習慣を見直すことで、いい汗にすることができるんです。

 

いい汗と悪い汗の違いと、いい汗にする方法についてご紹介します。

 

いい汗と悪い汗の違いは?

 

同じ汗腺から排出される汗にも、いい汗と悪い汗があります。

 

いい汗は、サラサラとした感触をした汗。

 

ほとんどが水分でできているため、蒸発しやすくなっているのが特徴です。

 

それに対して悪い汗は、べたべたとした感触の汗。

 

水分以外に血漿などの成分が多く含まれているため、蒸発しにくく、長い間皮膚に残ってしまうんです。

 

血漿(けっしょう)などが汗に含まれていると、水分だけの汗よりも雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

 

そのせいで臭いが発生し、不快な気分になってしまうこともあります。

 

汗には体温調節の働きがあるのですが、悪い汗は蒸発しにくいことから体温を下げにくく、体温調節に向いていないというデメリットもあります。

 

いい汗をかいた後にはすっきりしますが、悪い汗をかいた後には疲労が増えるとも言われています。

 

悪い汗になってしまう原因

 

悪い汗になってしまう原因は、汗腺の機能の低下。

 

汗は、血液が元となってできています。

 

汗腺から排出される前の汗には、血漿の成分であるミネラルや塩分が含まれています。

 

これらは汗腺を通過する時に体に再吸収され、排出される汗はほとんどが水分となるんです。

 

でも汗腺の機能が低下していると、血漿の成分が再吸収されずにそのまま排出されて悪い汗となってしまいます。

 

汗腺の機能が低下してしまう原因には、汗をかく機会の減少があります。

 

一年中冷暖房の効いた室内にいたり運動をしなかったりすると、汗をかくことが少なくなってしまいます。

 

そのせいで汗腺を働かせる機会が減り、機能が低下してしまうんです。

 

いい汗と悪い汗

出典;2018年4月28日 日本経済新聞

 

いい汗になる方法

 

いい汗になるためには、汗腺の機能を整えることが効果的。

 

そのためにも、適度な汗をかくことが大切です。

 

運動などをして、汗をかく機会をつくりましょう。

 

ゆっくりと湯船につかるのもオススメです。

 

十分な汗をかくためにも、水分補給をしっかりとするようにしてください。

 

冷たい飲み物は体を冷やして汗腺の働きを悪くしてしまうため、常温や温かい飲み物がオススメです。

 

適度な汗をかくことで汗腺が鍛えられ、悪い汗からいい汗にすることができます。

 

自分の汗をチェックして、いい汗を目指してみてくださいね。

 

 



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